当院では歩行分析という手法で歩くことをお手伝いしております。
先天性股関節脱臼、脊柱管狭窄症、変形性膝関節症などたくさんの症状で悩まれ苦しんでいらっしゃる方が来院されます。
その病気自体が治らなくても歩けるようになるというお話をさせていただきます。
私はたくさんの方を歩けるようにしたいと考え日々、努力しております。
痛みで歩くことを諦めている人、足や腰の変形で苦しんでいる人をなんとかしたい。
そう思って治療にあたっています。
元々、幼い頃から足の悪い母親を長くみていたので歩くことには強い思いがあります。
若い頃は痛みなく歩けるようにしたいのですが上手くいく時と上手くいかない時がありました。
従来のやり方では改善することの方が少なかったように思います。
治療している患者様が少しずつ悪くなったり歩くことが不自由になったりするをみてより多くの知識を活用しようとしていました。
整体や筋肉にマッサージ、鍼、カイロプラクティック様々な方法を勉強しました。 ですがしっかりした考えが見当たりませんでした。
もちろん私の勉強不足もあると思います。
困った私は患者さんに聞いてみることにしました。
患者さんの訴え、現在やっている患者さん自身の改善方法。
患者さんの動き、関節の角度、全体の姿勢などを観察しました。
その中で歩き方を見るということに辿り着きます。
痛みの原因は動き方の中にあるんじゃないか?
なぜ、そのような歩き方をするのか?
そもそも正しい歩き方ってどんなものだろう?
そんなことを考えながら患者様の歩き方を観察する日々が数年続きました。
そのなかで痛みを取る歩き方と調整方法に気づきました。
このへんで次回に続きます。