運動選手の場合、タンパク質は体重1キロ当たり1.2〜2gが必要です。
半分はお肉から、残りの半分は魚と野菜から取りましょう。
簡単なやり方を紹介します。
タンパク質って?
タンパク質は筋肉や関節を丈夫にするのに大変重要な栄養です。
しっかり取れば、筋肉質の身体になり運動能力が上がります。
逆にタンパク質が少ないと練習するほど筋肉は痩せていき、練習にもついていけなくなります。
しっかりタンパク質を取る方法をお話しします。
食事のメニューは今のままで大丈夫です。
アスリート食はササミだ、卵は白身だけ、塩味だけとか修行に近いことを言う方がいますが、それはまだ先の話だと思います。
まずは冷蔵庫に常備していただきたい食品があります。
でも、この全部を揃える必要はありません。
また、子供の嫌いなものは最初は除外して結構です。
1牛乳 チーズ ヨーグルト
2厚揚げ 豆腐 納豆 豆乳 大豆の水煮
3シーチキン チクワなどの練り物
4肉や卵 ゆで卵
1は乳製品のタンパク質
2は大豆など植物のタンパク質
3は魚のタンパク質
4は肉系のタンパク質です。
これらをいつもの食事にプラスしていきます。
例えば、野菜炒めに厚揚げとチクワを追加する。
ゆで卵や玉子焼きを毎回出す。
納豆を追加する。
食後にヨーグルトをデザートにする。
シーチキンとゆで卵をマヨネーズであえて一品にする。
あらゆる料理に大豆の水煮を入れてみる。
ちょっとしたアイデアでタンパク質の量はぐっと上がります。
ポイントは1の乳製品や4の肉系のタンパク質を半分で、残りの半分は植物と魚から取ることです。
あまり肉ばかりに偏らないように注意が必要です。
運動をする体重50キロの男子に必要なタンパク質は60g。
身体を大きくしたいなら75gは欲しいです。
食品100gに含まれるタンパク質の量は
肉 20g
魚 20g
豆腐 3.5
牛乳 3.5g
チーズ25g
大豆(ゆで)16g
チクワ12g 納豆16g
卵一個6.5g
加工品には裏面に成分表が印刷されています。
ぜひ見てくださいね。
お魚もドンドン焼いたり煮たり食卓に並べて欲しいのです。
しかし、私自身、魚料理は苦手なのでもっぱらシーチキンと練り物でまかなっています^_^;
こんな風に出来ないことはちょっと手を抜いてもいいと思います。
お母さんはご飯を作るだけが仕事ではありませんから。
タンパク質を増やすのは、ちょっとした足し算だと覚えていただければ嬉しいです。
料理のアイデアを思いついたら、ぜひ私にも教えてくださいね^_^