手に力が入らない。握力が出なくなった。という患者さんがよく来られます。
握った感触がおかしい。ものをよく落とす。器用に動かせない。など症状は様々です。
この場合は手首に注目してもなかなか答えが出ないものです。
当院では首の動きから肩の動き 肘、手首、指先までトータルで検査して原因を探します。
手というのは握力だけの問題ではなく首から鎖骨、肩甲骨から指先までの連動した動きなんですね。
診るだけでなく腕全体の流れを理解して診察出来る先生にかかると結果が違ってきます。
腕全体の動きでどの部分に負担がかかっているのかを除去していきましょう。
専門家の方へのメッセージとしては手首だけに捉われるのは危険です。
近位橈骨尺関節と遠位橈尺関節の関係性に注目して調整してください。
肘はきちんとハマっていますか?
肩の可動領域は正常ですか?
微妙なバランスを調整してみてくださいね。